Mp3tagを使ってみよう!

今回はMP3のタグ打ちソフト「Mp3tag」を紹介しよう。
こちらは複数のMP3のタグをまとめて編集できることと、
バリエーションに富んだ項目の編集ができることが売り。
DLはこちらから→ http://www.mp3tag.de/en/


そんでもって、今回編集をするMP3はこちら!
あきらめん「Don't forget me〜感謝RESPECT〜」
留学してしまうあきらめん氏のフリーダウンロードEP。
DLはこちらから→ http://jprap.com/archives/109184.html


さて、では早速、Mp3tagを使ってみよう。
インストールだとか細かい設定は各々いじってくれい。

まずはzipアルバムを解凍しフォルダを作成。
その解凍したフォルダをMp3tagにドラッグ&ドロップ。
するとMP3ファイルのタグ情報が表示される。



(画像クリック→オリジナルサイズを表示、で拡大)


おや、曲名もトラックナンバーもジャンルも記入されてないね。
でもだからこそ編集のし甲斐があるってもんだ。


まずはタイトルを入力していこう。
ここでタイピング面倒だなあ、と思う人も多いだろう。
しかしここでは「変換:ファイル名からタグ」機能を使う。
ファイル名をそのままタグとして自動で打ち込んでくれるのだ。


ウィンドウに表示されているMP3ファイルを全選択し、
下図の赤丸部分をクリックするとウインドウが立ち上がる。



(画像クリック→オリジナルサイズを表示、で拡大)


ここではMP3のファイル名が
トラックナンバー.曲名.mp3」という構成になっているので、
これを符号に置き換えて「%track%.%title%」を打ち込む。
そんでもってOKを押すと、この通り。



(画像クリック→オリジナルサイズを表示、で拡大)


一括して全ての楽曲の曲名、トラックナンバーのタグが打ち込まれた。
この「変換:ファイル名からタグ」機能は応用の幅が広く、
例えば「01_アーティスト名-曲名.mp3」といったファイルも、
「%track%_%artist%-%title%」と指定すれば、
トラックナンバー、アーティスト、曲名を自動でタグ打ちしてくれる。
その逆もまた然り。同じ容量でタグからファイル名を精製する事だって可能だ。


さて、続いては基本的な使い方、
同じ項目のタグを統一する方法をご紹介。
これもまずは編集したいMP3を全選択して、
あとは左側のウィンドウで編集するだけ。


(画像クリック→オリジナルサイズを表示、で拡大)


ここでは上図に青線で示してある通り、
西暦、ジャンル、アルバムアーティストを打ち込み、
ついでに「RISPECT」となっていた誤字を修正した。
最後に赤丸で囲ってある更新ボタンを押すことをお忘れなく。
これを押さないとMP3にタグが打ち込まれません。


更新を押して・・・っと、その結果がこちら。



(画像クリック→オリジナルサイズを表示、で拡大)


綺麗に全てのタグが打ち込まれた。
あとはWMPなりiTunesなり使用中のプレイヤーに放り込むだけ。
実際に編集できるタグの項目はもっとたくさんあるけども、
ここでは“これだけあれば十分だ”という部分だけを編集した。
zipにアルバムのアートワークが同封されているなら、
同じ要領で各MP3にイメージを貼り付けることだってできる。


フリーダウンロードアルバムなどが氾濫するこの業界、
リスナーにもタグ編集スキルが必要となってきた。
ここでひとつ、Mp3tagを導入してみてはいかがだろうか?
是非、お試しあれ。