村上春樹短編集

月曜日って気だるいッすね。だからこそシャキッとしないと。


村上春樹氏の短編集「蛍・納屋を焼く・その他の短編」を読み終えました。
なんというか、理解し難い世界観だったなぁ。すごいのか、纏まってないのか。
読んでもぱっとしなかったり。要約すると一文くらいしか残らなさそう。
「めくらやなぎと眠る女」は序盤で不思議で怪しげな雰囲気を醸し出すも、
結局、伏線でもなければ展開も無くそのまま流れていく感じでした。
一般的な小説のセオリーのベクトルを歪曲させたような、アブストラクト。
わかる人にはわかる、そんな作家なのでしょうか。


でも「蛍」「踊る小人」はストーリーも世界観も好きでした。
今度、他の作品も読んでみようと思います。