UMB2007熊本予選

今日と明日の境目、熊本のラッパーがうずく時。


眠いのですよ。
さすがに1時間ちょいの睡眠からのフルタイム仕事は辛い。
家に帰り着くと同時にベッドと身体のフュージョン
しかし、今日はアルティメットMCバトル熊本予選、
せっかく、熊本の地下がこんなに熱くなってるのに、
僕がへたれているわけにはいきません。
なんとか床と身体を引き剥がし、UMBの予選会場へ。


街へ繰り出すと、そこにはなんとまあ、いかにもな人たちが。
そんな風景を見るだけでワクワクしてきます。始まるんだなあ。
ちょっと歩いて会場のDjangoに到着、しかしここで1つ問題が。
いや、この問題は大したことじゃないから置いといて、
僕はバトルを聴くことの出来る場所がないかと辺りをうろうろ。
できるだけ、音漏れの大きい場所を探し回りました。
そこで良い場所を発見。そこはビルの奥の非常階段です。
ここならキックが僕の足の裏に響くくらいの音が聞こえます。
フィリピンパブ?っていうのかな、その看板が死角になって、
目の前の通りを歩く通行人からも僕の姿は絶対に見えません。
ネクタイ締めて、クラブの脇でこそこそ音漏れを拾って、
それで楽しむなんて…、なんてかっこ悪いんだ。
僕が最初に耳にしたのは「力なき表現者」のバトルからかな?
対戦相手の名前は聞き取れませんでしたが、これが面白い!
これだよこれ!もう楽しそうで楽しそうで、ああ、参加したい!
もっと早めにエントリーしておけばよかった…。
という後悔はほっといて、いやはやフロウの洗練されていること。
熊本も良い感じに高いレベルなんだなあ、って感動しちゃいました。
こういうMCたちのライブが見たい!そして一緒に曲を作りたい!
一回戦が終わると、入り口から人がぞろぞろと出てきたので、
僕も非常階段からこそこそと退散。
非常階段は何気にスリルがあるのです。長居は無用。
一回戦のバトルを聞いてるときも、上から足音が近づいてきて、
慌てて通りを挟んだ向かいの広場に逃げたもんです。
そして、出てきた人たちが話してるのは日本語じゃない。
「カマーン」とかそんな言葉が聞こえたので英語圏の方々ですかね。
怖い、怖いです。出稼ぎ?何をしにここ日本の新市街に…?


二回戦が始まる直前、大変なことが起きました。
なんと、先ほどのフィリピンパブ?の看板が収納されてしまったのです。
店じまいみたいです…。こうなると二回戦のバトルを聞くことが出来ない。
こそこそ盗み聞きしてるのを通行人やクラブ前にたむろしてる人たちに、
見られてしまうのはさすがに恥ずかしいと言うか、まずいと言うか…。


その場を去り、「黒猫は眠らない」を聴きながら街を徘徊。
この曲は夜の街に似合いすぎ、気持ちいいです。
松屋に入って夜食を取り、帰宅。そして曲作り再開。


来年こそは、UMBに出たいなあ。