日記だけども昨日のことを書きます。


正午から映画館へ向かい、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を鑑賞。
1800円って高いよなーっと財布に語りかけるも、そこは、
毎月1日は1000円で観れるというシステムを取り入れている映画館だったのだ。
その安さに感動して僕は人生初、映画を梯子してみることにした。


ライラの冒険は、まずまず。3部構成なので1部だけではなんとも。
ストーリーは「救えー、救えー」と、なんの捻りもなく解り易い。
これは子供受けしそう、でも大人にはちょっと物足りない、第1部だけでは。
でもライラが可愛かったからもうなんでもいいや。それだけで満足。
問題は、予め「ダイモン」の概念を知っておかなければならないこと。
本編では「ダイモン」についての具体的な説明がされないんです。
何の予備知識も無く観に行って、首を傾げた方もいらっしゃるのでは?
ダイモンとは、
人間の心の奥底にある魂が形あるものとして肉体の外にあらわれたもので、
鼠だったり鳥だったり動物の姿をしており、自我があるのか会話も可能です。
ちなみにダイモン=自分の魂なのダイモンを傷つけられると本人も傷つきます。
その説明くらいあっても良いのにね、それさえなかったんですよ。


L change the Worldは、思った以上に面白かったです。
「さーて、どうせ酷いんだろうから叩くか」という気持ちで観に行ったのに…。
だって、らしくないLが主人公と言われたら、その設定無視は原作への冒涜だ!
と言いたくなるじゃないですか。しかしこれは死を前にしたLが変わっていく過程を、
人としての成長を描いたハートフルストーリーでした。変わる過程、ってのがいい。
(でも原作がどうのこうの言うなら、原作ではこの23日間は存在しないんですけどね…)
そしてあの子供のオチにはびっくりしました。ああ、そういうことだったのか、と。
そこで原作に繋がるのか…、と思いきや原作ではこの23日間は存在しないので、
隣で寝ているおっさんのシャツのボタンが掛け違えてる、みたいな歯がゆい気持ちです。
Lの映画での最後の一言で、嬉しいような悲しいような不思議な感覚に陥ります。


映画:ライラ→映画:ライラ→映画:L change the World→イベント:改源の流れ。
Lが終わったのが23時で改源のライブは0時スタートだったので、クラブへ即移動。
今回の改源スペシャルゲストはInsector LaboのChaosさん。いやー、やばいんだけど、
やっぱりこの手の音は解らない。ラップが乗ったらそりゃ間違いなくカッコイイさ。