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CLランドが復活していた。
説明しよう!CLランドとは?
CLランドグループの運営する中古屋の1つ。
その系列にはピカピカ古本、古本お宝館、アトムなど、
熊本の漫画・CD・ゲーム中古市場のシェアの大部分を
カバーしている良質な店舗が多く揃っていた。
しかし昨年11月頭、告知もなく同系列の店舗は全て閉店、
熊本に残る中古屋は個人経営レベルの小さいもの、
マス向け古物店・ブックオフ、アダルトの強いA-Tooと、
熊本の中古市場は一気に衰退してしまった。
いやそりゃね、漫画家やアーティスト、ゲームクリエイター、
なんかにとってはないほうが良い市場なんだろうけどさ、
廃盤とかレア盤とかはここで掘らないと手に入らないし、
数年前に発売されたCDを定価3000円で買うのも辛い物があるんだ。
(チェッカーズの1987年の作品「GO」は定価3200円、
これを今定価で買うには気が引ける…、ってこと。
リイシューならいいけど、オリジナル盤となるとね。)
だから中古市場を支持する、ってわけではないさ。
この僕の日記を読んでくれてる人にはわかると思うけど、
純粋に欲しかった物を安く買えて喜んでるからね…。
そもそもヒップホップって中古の文化が強い気がする。
あ、アナログレコードに限りの話だけどさ。
いや、これはヒップホップ文化じゃなくてアナログ文化か?
レコードを掘る、といって新譜を漁ることはそうそう無い。
と思って思い返すけど…、いやあ、新品も漁るなあ…。
人気盤は再プレスとかリイシューが激しいから、
そこらへん狙ってたりもするし…、うーん、つまりはあれだ、
好きなものはちゃんと新品で買う。
中古で全く知らないCDを試しに買ってみて、聴いてみたら、
内容がまさに自分好みで新品でまた買いなおしちゃった、
なんて音楽好きの間では当たり前に聴く話だったりする。
僕だって、数年前に発売されたCDだとしても、
それが大好きなアーティストだったら新品で手に入れてる。
タカツキの2ndが良い例だ。タカツキを好きになった瞬間、
タワレコで即取り寄せたさ。1stは廃盤だったからヤフオクだけど…。
そういえばこれとはまた別の話なんだけど、
CD収納の棚を買ってからCDを整理してるんだけど、
これがまた同じCDが数枚出てきたりして面白いんだ。
Gang StarrのMoment of TruthにFat JoeのLoyaltyは2枚ずつ、
Cuban LinkのChain Reactionなんて3枚出てきたよ…。
Cuban Linkは仕方ない、だって最初に買ったときは、
中身がダディ・ヤンキーのガソリーナだったんだもん…。
それも中古の醍醐味!中身が違って新しい音楽に出会えるチャンス!
それでもダディ・ヤンキーは要らないけどね…。
というか、話がずれすぎてしまった。
で、CLランドグループに話を戻して!
それでね、僕も結構というかかなりお世話になってたんです。
店ごとに特徴があったりして、毎週のように全店舗回ってたんだ。
特徴の一例:
・大判コミックスで、メジャーな作品以外はほとんど200円
・洋楽ヒップホップがやたら安い、人気作以外は700円くらい?
・値段は高いけどマニアックなCDが揃っている
・インディーズの知識に疎く、その類のCDは相場よりも安い
・セットコミックを頻繁に半額セールをしている
僕の行動範囲にCLランドグループの中古屋が4店舗くらいあったしね。
車なんかでちょっと遠くまで足を伸ばせばもう数件、出てくる。
で、そんな中古屋が一斉に閉店しちゃったから、
めっきり外にも出なくなってしまってたんだ。
中古CDや古本よりも服を買うようになったよ。
どうして一斉に、事前の告知もなく突然閉店したのか?
理由は分からないけど、同系列の店舗が一斉にということは、
大元が何かやらかしたんだろうな、ということは想像に難くない。
問題は、今後復活予定があるかどうかということだ。
店内の物が撤去される様子が2、3ヶ月ないことからして、
運営再開もありえるんじゃないか?とは思っていた。
それがようよう復活だ、おかえりCLランド!
2月の15日?くらいにはオープンしていたらしい。
で、店舗に入ろうとすると、入り口に張り紙が。
運営元が変わったから従来のポイントカードは使えないよ、
大雑把に要約するとそんなことが書いてあった。
なるほど、やはり上の方がやらかしてたんだなあ。
復活したことだし何か買うか、と思って店内に入るも、
店内は11月の閉店時とほぼ同じ状態。そりゃいままで閉店してたんだ、
目新しい商品も特になく、手ぶらで帰りましたとさ。
結局、CLランドに一番近いブックオフで買物。
さて、明日はピカピカ古本の復活日だ。時間を見ていくかな。