REBEL FOUNDATION Guest:志人

いきなりですが福岡です、天神です。
レコ屋を巡ってニヤニヤしてます気持ち悪いですね。
何しろ今日は親富孝通りクラブBASEに志人がやってくるのです。
熊本ではbijaさんがリリパしているそうですが…僕はこっちで。
そうそう、33recordsでbijaさんのCD見つけましたよ。


HMVに行ってAira MitsukiHMV限定シングルを買いたかったんだけど、
天神HMVは昨年2月の時点で閉店してるらしくて…、行くならあとは、
博多キャナルシティ店くらいしかないんだけどあそこ狭いんだよなあ。
しかも時間もないんでね、今回は諦めます。


そんでHackと合流して(久々会ったぜ)クラブBASEへ。
キャッシャーにはSMOKIN EKS TENSIONのKUWAMANさんが。


ショーケース一発目、Boobee。
どんなイカツイおっちゃんが出てくるのかと身構えてたんだけど、
なんとフィメールラッパーでした。おおぅ、クラブで初めて見た。
スタイルはバイリンガル…、日本語の方が少し不自由そう?
英語の発音が良くてね〜。“Let's Go!”が様になってるんだよ。
ラップも普通に上手くて、いや〜、カッコよかったな。


なんて思う間もなくマリオみたいな格好をしたDIOUFに目を奪われる。
マリオ意識してるのかな…、前回見たときよりもバイブスが高い。
フロウもあっ、ここ上手い、って思わせてくるフレーズがあったりで、
かなり楽しめた。最後はお決まりなのかアカペラ楽曲で締め。


中略。信狂楽団が凄かったりThe Back Warsはツアー中だったり、
SMOKIN EKS TENSIONのKUWAMANさんがライブ中に絡んでくれたり。


いよいよ志人だ。これはもう、次元の違う人だった。
マイクを拾う様1つ、ゆっくりと丁寧で、
そのままお辞儀をした後、満面の笑みを顔に浮かべ、
その口から紡ぎ出されたものはあろうことか「時計の針」。
まさかソロライブで時計の針を聴けるとは思わなかった。
彼のショーケースは、MCのパフォーマンスの場ではなく、
一編の物語、1つの映画のようだった。
曲をいくつ終えても、ステージにいる間はずっと、
彼は役になりきっていた。そんなライブを観て思った事は、
“以前に見たなのるなもないのソロライブと同じ匂いだ”
なのるなもないだからこそあんな雰囲気だったのだろう、
と思っていたのだけれども、そういうわけではなく、
あれが降神が持っている雰囲気だったとは。
これは益々、降神としてのライブを観たくなった。


この夜は、志人の言葉に耳を傾けていた。


暗殺者の恋、今度リリースされる円都家族も
一足早く聴けて良かった。これで購入確定。


福岡へ向かうバスではロックスターの悲劇を聴いてたんだけど、
今、目の前で笑顔を浮かべて話してる人が、
あの狂気染みたバースを生み出した人とは思えなかったんだ。


良い夜だった。