モンスーン綺想曲DEMO


モンスーン綺想曲
Instrumental by SENTIVE (http://sentive.net/)
Rap & Lyric by DAM-T


デモっつーかプリプロ版というか。完成予定はなし。
2005年ってことは…、高校生の頃に書いてた歌詞か。
確か当時は滑舌が悪すぎて全く歌えなかったんだよなあ。

モンスーン綺想曲


[verse1]
最初はこの手に収まる程度だった守りたい物
気付けばこんなに膨らんで 非力な僕らは不安定
重い荷物背負っては 誰かの笑顔受け取って
自己満足の型にはまりこんで 殻に篭って黙りこんでる
“踏み込んだら泥濘から足が抜けなくなる”
それならば靴を脱ぎ捨て走ればいいのに何故だかもう走れない
抱きしめらんなかった感情の香りに誘われ出る廊下
その先で吹いた一対の風が 彷徨う背中を靡かせた


ネオンが眩しい繁華街 孤独な夜が一番長い
キャンバスには僕だけ描く 寒空の下のカフェテラス
狙うだけ狙って狩りはしない 内気な少年のさびた視界
最後の晩餐から抜け出す 寒空の下のカフェテラス



[HOOK]
濡れた気持ち隠せずに
弱音を吐けない強迫観念
また明日と今日が終わって
消えなくなった蜜の匂い
迎える最後はいつもひとり


触れた手のひらの涙
凍えた声を上げるのは誰?
同じ部屋でも離れ離れ
雨に打たれた綿飴みたく
溶けていったあなたへ…



[verse2]
ガラスの破片が飛び散る部屋
現実に僕は背を向けた
空 仰ぎ手を振れば全てを忘れる人がいて
笑えらぁ ホント笑えらぁ
格好だけのストーリーテラー
人は人生のトラベラー
それに気づいてない僕は迷子
理想と現実のギャップに戸惑い
人の血に濡れる交差点
明日と言う見えない恐怖に怯えてる
このレッテルを剥がさなきゃ
雨は止まないまま 陽も昇らずにこない朝
アンバランスでいいから 一瞬でもいいから
晴れた空が欲しい


枕がしょっぱい雨に濡れ 興奮冷めぬベッドの上
飛び起きダッシュ 嵐の中 独りで走る裸足のまま


ずっと待っていたんだよ 寂しがりやで孤独なあんたを



[HOOK]
濡れた気持ち隠せずに
弱音を吐けない強迫観念
また明日と今日が終わって
消えなくなった蜜の匂い
迎える最後はいつもひとり


触れた手のひらの涙
凍えた声を上げるのは誰?
同じ部屋でも離れ離れ
雨に打たれた綿飴みたく
溶けていったあなたへ…


2005/2009 written by DAM-T