学習しない人もいる。
何度も同じことを言い続けてるのに全く理解しない。


今回の件は、母親だ。
何かと腹を立てるとすぐにこういう。
「こういうことに夢中になってるから就職できないんでしょうが!!」


こういうこと、とは何か。
誇れたことでも人に言うことでもないけれど、
僕は転売をして小遣いを稼いでいる。


転売といっても2ちゃんなんかで話題になったりする、
"コミケ限定商品を買占めオークションで高値で売る"というものではなく、
中古CD屋で安く見つけたCDをネットで売りさばく、という細々とした物で、
しかも相場よりも安く売っているので利益率はそんなに良くない。


で、この転売をやり始めたきっかけはというと、
中古屋巡りをしていて「このCD安い!けどもう持ってるから…」
と涙を呑むことが多くあり、しかし安いものを見逃すのは勿体無くないか?
と思い結局買ってしまったものを売り始めたのがそうだった。


つまり、転売の為の商品仕入れに血眼になってるわけじゃなく、
元々のライフワークに毛が生えた程度のもので、労力は注いでない。
今までの生活に精々、発送する手間が増えたくらいだ。
んで、その発送することもそんなに多くはない。
週に2、3回注文があるくらいのもんでさっと梱包してコンビニで発送。
一件10分で片が付くし、まとめて発送するならもっと時間短縮できる。


とまあ、熱心とはほど遠い、本当に「片手間」でやっているだけのこと。
それを指して母親は「夢中になりやがって!だったらそれで食えば良い」と、
皮肉たっぷりに言ってくる。その度に僕は、
「これで食う気はないしそもそも食えないし、あくまで
片手間でできるからやってるだけであって手間がかかるならやらない」
と答えるんだけども、全く理解してくれない。
もう何度目だろう、毎回毎回同じことを話すのは疲れる。


人の話を聞かない人、学習しない人なんだなとつくづく思う。
僕の説明が悪いから伝わらないのだろうかと考えたけれども、
母親との会話を思い出してみると、


母「そんなものに夢中になってるから回りが見えずに就職できない」
僕「いや夢中になってない」
母「毎日毎日そんなことばかりして」
僕「全然手間かからないというかむしろ殆どすることがないよ」
母「嘘つけ!!!毎晩毎晩小包持って出かけるだろうが!」
僕「毎晩…?週2回くらいじゃない?」
母「なんにしても私にはあんたがそれ(転売)しかやってないように見える」



…そもそも会話になってなかった。
週末に注文が来た分はまとめて発送するから、
実質週2回くらいの頻度でコンビニには行ってるけども、
その姿をみて「他のことが手に付かないくらい夢中になってる」
と解釈するには、あまりにも視野が狭いのでは。
正直、家で勉強している時間のほうが遥かに長いのにそこはノータッチ。



書き出したらきりがないな。
人の話を聞かない、学習しない、視野が狭い。
こういう愚痴くさい記事を書こうと思ったのも、
次母親に「夢中になってる!」と言われた時に、
このページを見せることにより説明する手間を省きたかったからだ。
それこそチラシの裏に書けって言われそうだけど、
ネットに晒されてるよ〜、人に見られてるよ〜、
とアピールするのも効果がありそうなので敢えてブログに。



書いても全くすっきりしない。
というのも、あと数十年もこう噛み合わない会話を繰り返さなきゃ
ならないというのはなんと辛いものかと改めて感じてしまったからだろう。


脊髄反射ってやーね。