第4章〜確信〜

そろそろ白兎神のアルバムが完成する模様です。うまくいけば今週中。
いろいろ問題があってですね、少数配布になるかと思われます。10枚限定とか。
関係者に渡すだけでほぼなくなりそうです。まあ、諸事情ってのを理解願います。


ああ、なんか疲れたです。まだ受験校が決まりません。
どこに行こうか…って今の成績じゃどこも通りませんがね。アッハッハ…。
このままじゃプー決定かなぁ?そして人生下降線!!向上の兆しは2光年先。
そして、オンナノコと一回もにゃんにゃんしないまま僕の肉体は朽ちてゆくんだ。
そのころにはきっと宇宙葬が流行っていて、僕の亡骸は真っ暗な空間を永遠に彷徨う。
幾年後のいつの日にか火星の人に拾われ「地球人・雄サンプル001」として扱われる始末。
クローン技術が発達している火星ではその細胞から僕を再生し大量生産が決定。
けれど、増えすぎたために奴隷かゴミかのどちらかにしか所属しない物体と化す。
そんな扱いに憤慨した僕の1人が立ち上がり、こう言いました。


「この、現実とは妄想の上に成る実。根っこの部分はタコ足配線」


それから僕たちは結束し、火星の人に対抗するようになる。僕らの蜂起だ。
これを後に「アルマノゲイラ変動予言」という(別称「異世界ワンダー革命」)。
この革命に成功した僕らは、早速火星の技術を使って地球と交信しようとしました。
そして、僕の1人が地球人と仲良くなりました。
なぜ1人なのかというと…それは、僕がいっぱいいることを目の当たりにした地球人が
気色悪がってロクにお話も出来ないまま、星間戦争を始めてしまうと思ったからです。
ですから、モニターに映る僕はいつも1人でなければならなかったのです。
「他に地球人は?」と聞かれても「今、みんなトイレに行ってます」としか答えられません。
それはちょっと悲しい事ですが、地球人も勘違いして察してくれているようです。
そんなこんなで、僕は今を生きてます。


そうそう、地球の日本の最新ニュースが入ったんだ。僕のオリジナルの故郷の話。
オタク族が政府に弾圧され、北へ逃げて北海道に立て篭もったって話はしたよね?
それから、津軽海峡で日本自衛隊とオタク族の激しい攻防戦が繰り広げられていたんだ。
オタク族もなかなか手強くてね、最終兵器としてガ○ダムやエ○ァまで造ってさw
で、このままじゃ日本に勝ち目が無いと思ったんだろうね、アメリカは。アニメの見すぎ。
その紛争にアメリカが介入してきて和解の話を持ちかけたんだ。お互いその話に飛びついた。
日本が北海道を明け渡し一つの国として認めることにより、オタク族は日本を攻撃しない。
明らかに日本に不利な条件みたいだけど、それを納得の上で条約を締結したみたい。
そして北海道は「アキハバラ」と改名され、独立国として世界に認められたとさ。
名作ドラマ「北の国から」も「オタの国から」ってタイトル変更要請があったみたい。
笑っちゃうよ、コレ。もう北方領土がどうとかの問題じゃなくなってるよね。
さて、僕が地球に帰還する日が来るとすれば、どっちに帰ればいいんだろ?