愛の掛け橋

僕は愛の掛け橋の監視者。それ以上でも、それ以下でもない。
愛の掛け橋の管理者は神さま、愛の掛け橋の鳶職人は可愛らしい天使。
愛の掛け橋の企画者は各自、愛の掛け橋の協力者はその対象。


僕は監視者、正確に言うのであれば傍観者。
僕には全てを均等に愛する義務がある。
またの名を時の旅人、次元の狭間の住人。
僕には全てを冷静に見極める義務がある。


「だから、安心して」なんて言わない。
絶対に言わないから、「頑張れ」。