僕なりの創作論

一日中掃除をしてました。
このオタク臭い(?)部屋を何とかせねば!
いや、変なポスターとかが貼ってあるんじゃなくって、
漫画や小説を詰め込んだコンテナが溢れかえってて。
ああ、あとCDやビデオの量もすごいんだ。
しかもビデオにいたってはラベルが貼ってないという。
中に何が入ってるかわかんない!でもツメは折ってある。
1本1本確認して、ラベルを貼っていくか。ハァ…。


ビデオで思い出した創作の才能に関する考察、もとい受け売り。
創作活動をするに当たっての芸術性の有無ってのは、
アニメを見てその素晴らしさを理解することができるかどうかにかかっている。
アニメを見て感動できるってことは、人の芸術性を理解できてるわけだし、
そこに秘められたメッセージも正確に読み取っていんだと思う。
「伝えるものを僕らは創るんだ」は創作の永遠のテーマ。
アニメを見て「はん、アニメなんてガキかオタクが見るモンだ」
なんて思う人は凡人であり、なんの創作性も持ち合わせていない。
創作性は芸術性に通じる。偏見は視界を狭くし、何も伝えられなくする。
独創性があったところで、これらがないとなんの意味も成さない。


こんなことを考えたときはいつも凹む。僕は凡人だと。
アニメは基本的に見ない。しかし宮崎アニメなら見る。
魔女の宅急便は大好き。ラピュタナウシカ耳をすませばも。
ジブリアニメでも、アニメを見ることに変わりないのでは?」
というのも、それは、ここでは話が違ってくる。
宮崎アニメというものは万人向けに作られており、
そこにあるメッセージを読み取るのもそう難しくないのだ。
いわば、言い方が極端だが馬鹿でも理解でき感動できるという、そんな作品。
これは芸術の極みかもしれないが、創作側に立つと観点も違ってくる。
伝えるものが単純になっては、すぐに埋もれてしまうのだ。
こういったものに感化されることもあまり「良い」とは言えない。


アニメを見てその素晴らしさを理解できる人は、創作の才能がある。
僕はいくつかの例を知ってるし、僕にも反映されている。
僕の作品のクオリティは高くない。いい加減で、荒すぎる。


でも、灰羽連盟は最高です。あれはアニメ史上の傑作では?
ですから、サントラにプレミアをつけるのはやめてください。
漫画版を同人誌で出すってのもどうかな。手に入らないんですけど。