後ろ向き気味

久々に、夜の散歩をしてました。
まだまだ夜は涼しくて、半袖のシャツじゃむしろ寒いくらいです。
歩くっていいですね。すごく落ち着いて、いろんなことを考えてしまいます。
最近の僕が創る音・言葉のこと、今日会った大学浪人中の友達のこと、
彼のこれから先のこと、そして僕のこれから先のこと…。


「5年前に戻れればいいのにな」


その友達のこの一言が、いろんな思いを巡らせる。
「時間は一方通行さ。無理な願いはするもんじゃない」
なんていい加減にはぐらかしたけど、実際考えてみると悩む。
だって、彼の台詞を認めたのなら自分のを否定することになるんだ。
否定から何も生まれない。これはイヤというほど体感してきた。
あれ?僕は今、戻りたいという願望を否定した?
何かを肯定したら、反対に何かを否定しなければならないのか?
では一体何を以って、何を否定と位置づけるのか。
所詮、世界ってのは人のエゴで構築されてるものなんだなあ。


そんなことを考えていた夜の散歩。
自転車に2人乗りした高校生が横を通り過ぎました。
彼氏と彼女の関係なのか、2人の身体はぴったりと。
…僕の人生ももう少し、考え直した方がいいのかも。