THE ALBUM(初回生産限定盤)(DVD付)

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TOP OF TOKYO/TT2 オワリのうた

TOP OF TOKYO/TT2 オワリのうた


D.Lのアルバムは今年で一番楽しみに待ってたCDだろうなあ。
一度に、この人のラップがこんなに聴けるなんて贅沢な感じがする。
この人は期待を裏切らない、そしてさらに良い意味で裏切る。
一曲目から耳を奪う派手なネタ使い、Back To The HipHop!!
「MUSIC(VERSION:S.W.A.T.)」もD.Lさんらしく仕上がっててカッコいい。
先行シングル「鋼鉄のBLACK」で久々にニップス先生のラップを聴いた。
マイクリレーの「GOD MOUTH(GOD BIRD pt.2)」では面子に意外性があった。
D.L周辺、雷、妄走族がいるかと思えば、なんとMSCからプライマルが参戦。
「MANIFEST(粉骨砕身)」はトラックもラップもキレがあってカッコいい。
「BACK TO BURN」「KIKITE(Lefty)」はゲストのラップも熱いし、
「KEEPIN' IT UP!!」のリリックはメッセージ性が強く、頭に残る。
インストの「WALFARE」「MILKY WAY」「BALANCE」も聴き忘れてはならない曲。
前述の、予想を良い意味で裏切られた、というのは、
ジャジーでメロウな曲が収録されていたということ。
「LIFE CHECK」「CRATES JUGGLER」は想像もしない曲調だった。
DEV LARGE THE EYEINHITAEの「KUROFUNE9000」のイメージが強かったもの。
どうしても好きになれない曲が「盲目時代〜BLIND AGE 2006〜」。
これがシングルだったから、アルバムの期待も少し薄れてたんだけど、
それも無用な心配でした。中毒性の高い一枚、僕の中ではクラシック。
最後の最後の、DIS曲?「TOO MANY」も印象に残った。


Illmatic Buddha MC'Sの「TOP OF TOKYO」は兎に角トラックがカッコいい。
のっけからニップス先生のバースが炸裂、「俺らブッダ井上三太〜♪」
…あの、ニップス先生、おそらくですが、
アニソンの歌詞にアニメの原作者の名前が入るのは初めてですよ。
というか、リリックが、アニメの内容とかをあんまり意識してないような…。
餓鬼レンの「ラップ・グラップラー餓鬼」なんてかなり内容に沿ってたような。
でもこれでいいのかな。なんてったってTOKYO TRIBE2だもんね。
この曲がかかった後にアニメが始まるのか。…どうなんだろう、濃いな。
スチャによるエンディングテーマはジャスト、これはぴったり合いそうだ。