束の間vol.1レポート

束の間vol.1。
昨日はトラック編集で朝方まで起きてたので、
寝過ごして一時限目、二時限目の講義に出席できませんでした。


ライブなのですよ。かれこれ長い間してない。
というか、まともに1ショーケース貰うのは初めてです。
つまり初ライブといっても相違ない!と思ったのですが、
緊張が無かったので初ライブとは程遠いと感じました。
持ち時間はソロで25分。これが当初の予定。曲目はこれ。


Get Funky
Soundrop Indicator Remix
Rap
ナツノサガシモノ
睡蓮
くじらpt.3
Sunny Day


しかし、すでにリハーサルで喉を枯らしてしまって、
ナツノサガシモノまでで終わりにすることに。
リハで歌詞が飛びまくったのはショックだった。
ナツサガの2verseなんてのっけからリリックが出なくて、
16小節フリースタイル。そう、これがライブの醍醐味。


Beat BoxのBless Hackerが寝てたとかで、
一時間遅刻するということで、予定がずれて、
SAT-4のDJが終わるとすぐに南部のショーケーススタート。
僕はサイドMC。SAT-4が最後のレコードをかけ、
「あとはご自由にどうぞ」みたいな手振りをしてくれたんだけど、
如何せん、ミキサーやらの機材の使い方がさっぱりわからない。
Gang Starrの「Mass Appeal」が流れている間、
ミキサーをじっくり眺めて、フェーダーの接続を把握。
多分これかなあ、とかいい加減な認識で触ってみると、
どうやら正解らしく、曲のフェードアウトと共に、
南部の一曲目のインストがかかりました。
やな汗かいたなあ。やっぱりDJが欲しい。


南部のショーケースで白兎神の「Wake Up Pt.2」を披露。
ダミ声というか、僕が声を張り上げがなるスタイルは、
とことん柄じゃないなあ、なんて思いながら歌ってました。


次、Heavyさんのショウケース。
間違いなく、今回のイベントで一番盛り上がってたところ。
パフォーマンスもラップも申し分なく、ステージを爆笑の渦に。
女性用のショーツを数枚、結び合わせてフラッグを作ってたり、
客に投げつけたり、小道具も含めてカオスショーケース。


出演者全員分書こうと思ったけど長くなりそうなので割愛。


空き缶が、カッコよすぎた。
DISTEEと空き缶について話してたんだけど、
彼のラップは「HIPHOPを解ってるラップ」。
今回は1曲だけだったけど、もっと聴きたいっす。


ネズミさんのパフォーマンスには惹かれました。


DISTEEは相変わらずのヘビーウエイト。


今回一の功績者、オーガナイザー夕暮れ。
僕はDISTEEから夕暮れまでの繋ぎのビートを提供。
キックに対してスネアが響かない。失敗した…。
クラブではこうも差が出るものなのか、勉強になりました。
夕暮れはというと、相変わらず凄い声量。
叫んでるわけでもないのに、一言一言がずっしりと響く。
使命感での「レコードは渡り鳥〜」からのラインはしびれる。


今回の見所、Hackの初ライブ。
夕暮れの客演での出演だけだけど、
登場時のビートボックスに乗せたラップが粋。
こう、鼓膜に突き刺さるようなライムの波状攻撃。
ここまで音源以上の良さを出せるとは、感服。
声も通るし、ライブ映えするなあ。


ライブが一通り終わり、Bless Hackerが遅刻しながらも到着。
「ごめんなさい!遅刻はしても、ブリンブリンですから!」
と言い終わるや否や、次の瞬間スピーカーから爆音が。
これが、Beat Box…?最早バトルDJのプレイに引けをとらない。
1つの口で、一瞬で、あれだけの音数と音量を出せるとは、
とても同じ人間の口とは思えませんでした。
途中でスクラッチをはさみ、大ネタのサンプルを弾いたり、
始終飽きることなく、僕は彼を凝視。頭振る余裕もないくらいに。
ここまで凄いBeat Boxは聴いたことがない。
クラブで聴くから幾分かはよく聴こえるのでしょうが、
今まで音源などで聴いてきたBeat Boxとは、格が違う。
何より音数。こんなにも音を増やすことができるとは…。


最後のオープンマイクが、怖かった。
あの中に割り込むのは、無理。入ったけどさ。


なにはともあれ、皆さん、お疲れ様でした。
ここに書けなかった人たちもバイブスがぎんぎん。
一番良かったのは誰?と訊かれても、決め兼ねます。