煙突から上る煙ブリブリ

今日も熊本は晴れ空に雲が綺麗な日ですねぇ。
先日、友人が雲の写真をたくさん撮ってしまった、
と言っていたのですが、その気持ちが良くわかります。
そして僕もよく空と雲の写真を撮ります。
しかし、後でその写真を見てみると、
そのときに見た雲の感動は何処にも無いんですよね。
その風景への感情はそのときにそこだけに存在するもので、
決してトリミングして持ち帰ることの出来ない、
常に流れ続ける時間と同じように形の無いものなんだと思います。
たったのワンシャッターでその全てをとらえることが出来るのなら、
カメラ以外のものは必要ないことになってしまいますしね。
僅かほんの一部を保存するからこそ、写真は記憶の補助装置だといいますが、
まったくもってその通りだと思います。言葉も然り、伝達の補助装置。
此れだけを以って全てを伝えるなんて、僕には出来ない。


頭の悪そうな文章、コラムを見つけました。
「タバコを吸う女は……」男の主張の裏の裏(←Click!)

1ページ目は男女共に言えることだと思うので割愛。
面白いのは2ページ目の後半から。

やはり「イメージ」なのです。
前ページでも述べたように、
吸う側の女性が良いと思っているクールなイメージ、
強そうな(態度が大きそうな)イメージが、
男性には気に食わないのです。
向き合って会話をしていても、
女性がタバコを吸っていると、
男性よりも優位に立っているような空気が漂います。

男性より優位に立っているような空気(笑笑笑。
なんですかこの人、物事を優劣でしか考えることができないとは哀れな。
ごめんなさい、僕は相手方がタバコを吸っていてもそんなことは、
微塵も思いません。ちょっと煙いなあ、くらいのもんで。
妄想を垂れ流すのは結構ですが、ちゃんと後で拭っていただきたい。

タバコを吸う女性を嫌う男性は、大なり小なり亭主関白、
男尊女卑の思考を持っていると言えるでしょう。

そしてきました、なにかと使いたがる「男尊女卑」。
男女平等の男性は女性の喫煙を嫌わないというのかというと、
それはまた別の話、未知数でしょうに。凄まじい思考回路ですね。


3ページ目も酷い酷い。結局「優位がどうのこうの」ってそればっかり。
最後まで読んでみると、いつの間にか上から目線で書かれています。
女性優位っていうんですかね、この人の言葉でいうなら(笑。
貴方が譲らないから私が仕方なく譲ってあげるわよ、みたいなノリ。
しかもタイトルが「タバコを吸う女は……」男の主張の裏の裏って、
それってすでに自分勝手な妄想の事なんじゃないですか。
知らない相手の主張の裏の裏って、そこまで行くともう何とでも言えます。
さらに裏をかくと実は!妻がタバコを吸うとなると、
妻がタバコを切らしてしまったときに、自分のいない隙に、
スーツの上着から一本抜かれて吸われてしまうかもしれない。
一本吸われたくらいでどうこう言うほど器は小さくは無いが、
自分が吸っているのはタバコではなくもっとハイになれる草だから…、
なーんて事だって言うことができるじゃありませんか。


ちなみに私の母は喫煙者です。
そしてそれを僕が知ったのもここ最近の話です。
最近吸い始めたのかと、訊ねてみると母はこう答えました。
「私はあなたたちが生まれるずっと前からタバコを吸っている、
 そしてあなたが生まれてからは、ある程度大きくなるまでは、
 あなたたちの前では絶対にタバコを吸わないようにしていた。
 子供の体にタバコの煙は刺激的過ぎるからね」

この精神は素晴らしいと思います。


そもそもタバコなんて国が容認してること自体が問題だと思います。
卒煙は愛、というフレーズがありますが、
むしろ僕は喫煙は悪、だと思っています。
友人にもスモーカーが多いのでこれ以上は何も言いませんが。
まったく、こんな頭悪い文章を書く女性が出てくるから、
タバコなんてさっさと規制しちゃえばいいのに。



そして大麻を合法化すれば良いと思うのです。