meg LIVE@venus cafe

少しお酒入ってるので乱文にて失礼。


朝食、朝マックをしてみる。
塩辛い物が食べたかったのでソーセージ入りのものを注文。
値段がヤケに高いな、と思ったら「マックグリドル」なるものだそうだ。
どうやらパン生地が違うらしい。まあ、何事も挑戦だ。
しかし食べて非常にガッカリした。パン生地が嫌に甘いのだ。
丁度、ホットケーキ&メープルシロップのような甘さで、
ソーセージの塩辛さを打ち消すどころか遥か凌駕している。
ただ甘ったるい。微妙に塩辛さもあるもんだから、後味が悪すぎる。
これを好きだという人もいるかもしれないが、僕は二度と食べない。


試験会場、後ろに座っている娘が可愛くて、
試験終了後から合否発表までの15分間に、
どう話しかけようか、とりあえず発表が終わり、
一旦教室に戻ったらそれからは3時間暇だから…、なんて考えていた。
そして合否発表、僕の番号はあったが、僕の後ろの番号はなかった。
…ということは、後ろに座っていたあの娘は落ちたのか。
その娘は目が悪いらしく、僕の隣にくるとめがねを取り出し、
合否発表の掲示板へ視線を向け自分の番号を懸命に探していた。
“君の番号はなかったよ、残念だったね”そんなことは絶対に言えない。
自分の番号が無いことを確認し終えると、彼女はそのまま帰ってしまった。
話しかける機会もなかった。いや、そのこと自体はどうだって良い。
ただ、あの娘が落ちたということが、どうしても居た堪れなくなり、
気分が沈んでしまった。自分が合格してもさして嬉しくない、
自分よりも彼女のほうに受かって欲しかった。なんとも後味の悪い。


全ての用事を済ませ、DAM-T、街へ行く。
今夜は“NEON NIGHT”、ゲストライブはなんとあのmegさんなのだ。
彼女は僕にどんなときめきを与えてくれるのだろう。
タカツキバンドや、THA BLUE HERBや、ライムスターの時のような、
感動の余り泣き出しそうになるほどのステージを見せてくれるのだろうか。


オープンと同時に入場。スピーカーの正面に立って音を全身で感じる。
それからはずっとDJブースに張り付いてヘッドバングしていました。
久しぶりに音と戯れて一体化できてすっごく気持ちよかった!
2人のDJが回し終えると、1人目のゲスト、坂崎タケシin da House。
かかっている曲が何なのかはさっぱりわからないけれど、それでも一体化。
彼のプレイが始まるとフロアに疎らだった人々が徐々に詰め始め、
気が付けば身動きが取れなくなっているほどになっていた。
まあ、最前列中央で身動きが取れないんだから場所としては最高。


megさん入場。坂崎さんのプレイからそのまま1曲目をミックス。
megさんが歌い始めると「メグ可愛い〜!!」という女性の声が聞こえ、
そりゃ何かかける言葉が違うだろ、と思いDJブースに目を移すと、
あら確かに、これは随分と綺麗で可愛い人だこと。成程、これが雑誌モデルかあ。


ライブはDJブース内で行われた。DJブースが広いわけでもなく、
純粋にステージがないから仕方なく、ということなのだろう。
大きなモーションのパフォーマンスは期待できなかったが、
単調且つコンパクトながらも可愛さはしっかりと残していた。


以下、セットリスト。


1. GIRLLY STEP
2. MAGIC
3. ???
4. 甘い贅沢
5. OK
6. HEART (2008年5月7日発売シングル)


以上の6曲だったような、すごく短く感じた。30分間くらい?
これだけの為に3時間も頭を振り待ち続けたのかと思うと…。
予想通りroom girlからの選曲はなく、新曲を歌ってくれた。
実を言うと「甘い贅沢」にやられてライブの内容を余り覚えていない。
“全部いらない、時計も写真もイチゴもショートケーキも、君がいるならそれが贅沢”
MEGさんがこっちに手の平を向けて初めて、自分がうつむいていることに気付いた。
“それはどうした”“昔の傷さ”というSUIKAの掛け合いまで頭に浮かぶ。


megのライブも終わったし、客も一気に引くだろう、
これでようやく少しはゆっくり音を楽しめるかな?
と思いきや、確かにMEGを追う様に引いた客もいたのだが、
同時にまた別の客層(主に女性)が押し寄せてきた。
後方まで人がぎっちりつまっている、まだ何かあるのかと思ったら、
ああ、そうか、東京スカパラダイスオーケストラ谷中敦さんが回すのか。
もしやMEGさんよりもこっち目当ての客の方が多かったのか?盛り上がり方が違う。
オープンからずっと最前列で頭を振り続けていた僕だけど、
急にその場のノリがわからなくなり、そこに自分の居場所がないような気がして、
谷中さんには悪いけど最前列から外れると共に会場も後にした。
(谷中さん男前だったなあ、そりゃあ、女性ファンが付くわけだ)
最後にちゃんと聴いた曲は、SMAP「Shake!」の坂崎タケシさんのリミックス。


体中が痛い。かなり無理のある態勢で後ろから押されたりのっかかられたりした。
後ろでリズムを取っていた娘の膝がずっと、絶え間なく僕の脹脛を打ち続けていた。
ここで人との(特に女の子との)身長差を改めて実感した。その位置が膝か…。
特に股関節が変な感じ、外でクイッ、クイッと整体。


本当はラストまでいるつもりだったのだけれども、
谷中さんの後のFPM・田中知之さんのプレイも見たかったけれども、
熱(風邪気味なのだ)とアルコールが頭をぐるぐると激しく回り、
“ヒップホップとは何ぞや?”という考えが浮かび考えているうちに、
ここはアウェーなのだ、やはり居場所のなさに耐え切れずに僕は逃げた。
カップルで来ているのは「有名人が来るから」ってノリの人が多そうだ。
彼氏・彼女のどちらかが大好きで、片方がそれにつき合わされている、
というパターンも考えられるが、熊本のシーンを考えるなら前者臭い。
純粋なMEGファンも何人かはいただろうが、反面ミーハーの方が多そうだ。
純粋に音を楽しもうとしていた人は、一体どれだけいたのだろうか。
純粋に音楽が好きな僕にとっては凄くアウェーな感じがした。
そう思うと、今度の奥華子さんのライブも、行くのが怖くなった。


今日のイベントは、妙に後味が悪かった。


翌日1時。夕食も食べていないので松屋に入る。
アルコールが入っているせいか、メニューもろくにわからず、
カレーぎゅうなるものを注文。気分は牛丼だがカレーも捨てがたかった。
しかしこれが牛の味が消えてしまうほどにカレーの味しかせず、
結局普通のカレーを食べた気分だけになり、また後味が悪かった。
牛丼>カレーだったのだ。欲張った僕も悪いのか…。


やはりヒップホップ以外のイベントに馴染むことは僕には出来ない。
僕はヒップホップ側の人間なんだ。昨晩の眠るときの音楽はKrs-Oneだった。
いや、もしかしたらお酒と熱のせいで少し気持ちが不安定になっているのかも。
「会いたい」と呟き泣き出しそうなのを必死に我慢しているDAM-Tも見かけた。
ああ、もう外には出たくないなあ。考えることがあまりにも多すぎる。
明日も大学か…。うん、明日は自主休講だ。


DAM-Tって、ろくでもない人間な気がしてきた。