もう疲れた…。


バイトで、泣いてる新人の子をなんとか慰めて家に帰して、
その子の代わりに店長に怒られて謝罪の言葉の一点張りで、
そのあとまたトラブルが起きて…、
今の僕の精神はボロ雑巾を漂白剤にかけた状態のようです。
いまはアルバイトだからこの程度で済んでるけど、
実際、職についたらもっと理不尽なことで怒られて、
もっといろんな人にへこへこしなきゃなんないんだろうなあ。


どこか小さな町でパンを焼いて売って暮らしていたい。
またはメジャーデビュー早々大ヒット、シングルは3週でダブルミリオン、
当然の如く1stアルバムはUSAでダイヤモンドディスク認定、
プロデュースの仕事も一件20万ドル、気付けば億万長者に。
そんな暮らしがしたい。または図書館司書になりたい。


プライドが妙に高いからダメなんだよなあ。
目的の為の手段としてプライドを捨てることには抵抗はないんだけど、
自分の欲する所でも無い限りは理に適わないことはあんまりしたくない。


あー、いくら泳いでも遠くないはずなんだけど到達点が見えない。
到達点って自分で設定しないと見えるわけないから当然かあ。


同時にいろんなことに焦ってるからそれが全部裏目に出てる。
腰が重いなあ。両足動かすのもしんどい。
することたくさんあるんだけどまったく頭がついていってない。


それはそうと、ライブに行ってきました。
ただのライブではありません。今度熊本に
LITTLE(KTCC)、童子-T青山テルマがライブしにやって来るのですが、
その前座を決めるためのオーディションを兼ねたイベントなのです。
その名もDREAMS主催、「THE Audition」@Django!そのまんまですね。
Djangoって僕にとってはけっこう憧れの舞台なんですよね〜。
ライムスターや、RINOG.K.MARYANSHING02がライブするような場所。
そしてついに今日、初めてそのステージに立ったのです。
まあ、僕の手にはマイクはなく、目の前にミキサーと2台のターンテーブルCDJ
つまり今回はDJとして立ったんですよ、ステージに。立ったことに変わりは無い!


このオーディションはDJ部門、ダンス部門、ライブ部門に分かれていて、
僕はスケジュールの都合上、ライブ部門しか見ることができなかったのでそのことを。



エントリーNo.1:ファンクマニア
もう出オチかと思った。出オチじゃなく出決まり?
完成度の高い3MC構成、パワーとバイブスが半端無い。
この人たちでもう決まりじゃないか、と思ってしまった。
センターに立ってた人の変則的なフロウがカッコよすぎる上に、
パフォーマンスに関しても他の2MCより頭1つ抜き出ていた。
音源あったら欲しい。


エントリーNo.2:MC HAPPY
ファンクマニアで決まりだろ…と思っていた矢先、飛び込んできたハッピーさん。
スピーカーから力強く吐き出されるキック、スネアに負けない声量を持っていて、
(イベント「束の間」のリハではすぐに声が割れてPAさんを困らせていたくらい)
パフォーマンスも凄い。HIPHOPでここまで凄いパフォーマンスを見たのは初めてかも。
音にあわせて上手いこと体を動かしながら語りを入れたりラップしたりする。
他とはパフォーマンスのレベルが違いすぎる。ラップしてない間だって楽しめる。
曲芸の域。最後は音が途切れると同時に大きくずっこけて終わり。これは完成されていた。


エントリーNo.3:ディーダブル(?)
名前がはっきり聞き取れなかったけど、こんな感じだったと思う。
シンガー4人組。低音担当2人に高音担当2人ってところかな?
一曲目がGlasemillaの「The Earthday」のインストで歌ってたのは覚えてる。
そのEccyビーツを使った印象があまりにも強すぎて内容をあまり覚えてない…。
でも高音のコーラスが凄く良かったのは覚えてる。


エントリーNo.4:韻食人(インパクト)
やっと普通にヒップホップらしいMCたちが出てきた。これぞアングラ!
一曲目はHookでクルー名を連呼する自己紹介的な曲から始まり、
3曲しっかりとラップしていた。…と、こんな冴えない感想なのも、
次が出番なのでごそごそと準備していたので注意して聴くことができなかった…。


エントリーNo.5:南部十四式&WINDOWS
我らがBasement 1から派生した新食感ユニット。DJは私DAM-T。
DJとはいえインストはオリジナルをCD-Rに焼いてあるわけだから、
それをプレイバックしてEQとかVol弄れば良いだけで結構暇。
いろいろあってベストコンディションではなかったとはいえ、
やっぱり他のレベルが高すぎるだけにいくらか見劣りしたかもしれない。
そういえば最後の曲、ウワネタのボリュームとハイが上げすぎてあるせいで、
そのままクラブで流すには耳が痛すぎたのでEQでハイを思いっきり下げるも、
それでも耳には優しくなく、その上さらに今度はスネアの音が消えてしまった。
このトラックはクラブじゃ使えないな…。おかげで今も耳が痛いまま。
そこまで考えて作ってるTMって、アングラシアターにどれだけいるんだろう。