昔は及川光博河村隆一になりたかったっけな。
ふと思い出した。俺って馬鹿じゃね…?


二日酔い。めっちゃ頭痛い。
最近夜は飲みっぱなし。こっちに逃げるようになった。
毎日毎日死ぬほど悩んで、眠れない夜を過ごすよりも、
お酒を飲んでぱたーん、と寝てしまったほうが楽なんだ。
死ぬほど悩んで出す結果が死ぬとかだから下手に悩めない。
だから飲む。飲んで忘れようとする、頭の片隅に残っていても、
そのことの重要性すらも忘れさせてくれるから、飲み続ける。
んでもって、本とかDVDとか売ってしまったおかげで、
飲む金があるからやめようとしない。でも明日から大学だ。
二日酔いで授業は…、苦痛だ。もう、やめないとなあ…。
でも逃げるのに適してるのは良くわかったし僕は逃げたい。


僕は自分の弱さの受け皿として、彼女に頼っていた。
でも彼女も決して強いわけではないし、
むしろ僕よりも若い分まだ不安定で脆いはず。
なのに僕は、その娘に頼って、すがって、甘えて。
おかげで、傷つけてしまった…。それも意図的に。
こうなったのもぜーんぶ、僕に甲斐性がないせいさ。
傷つけざるを得なくなった、
だって僕はまだ、自分の曲「イケナイコトカイ」を歌い続けてる。
待ってる、朝からずっと待っている、朝までずっと待っている、
次の日の朝になってもまだ待ってる、彼女をずっと待っている。


たくさんの人を傷つけて、たくさんの人を巻き込んで、
自分勝手にふらっと現れてはさっと消えていくの繰り返し。
誰にも掴ませはせんよ、なんて態度もこうなると迷惑だ。
ちゃんと死んでればよかったのに、僕なんて。


しかし生憎様、引くほどの幕がないらしくてね。
ポジティブに考えたら要はここなんだろう、ここが始まり。
でもネガティブなもんでね、もう全てダメだと思ってる。
脱走劇の真っ最中さ。そんじゃ、先、急ぐんで。


どうせ死ぬなら早めに死んでも良いんじゃないと言えば、
それなら最後まで生きたって良いんじゃない、となる。
死にたいと思ってるなら死ねば良いじゃんなのになんで
未だに死んでないのってそりゃ死にたくないんじゃないかなって
でもそんなわけないはずなんだよだってもう絶望だらけ
希望はあれどすでにそれをみつけるだけの元気がなくて
だからもう、がんばることもないかなって…。
「努力」と「諦め」の二択しかないなんて、そりゃそう考えた方が
物事は随分と整理されて分かりやすくなるからであって、
ぼくにとっちゃそのどちらとも取れない場所に立ってる。
努力はしたさ、実らなかった、じゃあそれを努力というな、
それはごもっとも、私もそう思いますがあとは相手の気持ち次第、
そう、相手の気持ちにかかってるからこそ努力の受けどころが
やわらかすぎて余りにも曖昧で気まぐれでいて風よりも掴めない。
諦められたら簡単さ、だから諦めてさあ死ぬか、って死ぬ段取り
立てたら諦めんなといわんばかりの足枷がついてしまった僕は
お人よしなのか臆病者なのか、まったくもって自分がわから無い。
それはまわりはもっとわからないみたいでとうとう、ぐだぐだ、
そう、ぐだぐだしすぎと言われてしまった。だって
まだ現に片付けられていない問題が目の前に高くそびえたって、
毎晩のように僕は、僕は…。


ねぇ、なんで…?どうして今度は和菓子なんて持ってきたの?
だから僕はまだ、あなたを忘れられない。この手は冷たい。