いつだって青い風が吹いている

束の間も終わって一息ついて。
パソコンの内蔵CD/DVDドライブを交換しようと、
パソコンの型番(Dimension 5150C)をネットで検索して、
初期搭載されているドライブを調べようとしたんだ。


そこに、「5150Cはファンがうるさい」、
という項目を取り扱っているページが多数ひっかかった。
PCの型番を検索しただけでファンの問題がでてくるとは、
きっと多くの人が悩んでいる相当な問題なんだろう。


そういえば以前、ビート選びをするために、
家にBASEMENT-1を招きいれたところ、
HACKに「そのパソコンうるせぇ」と突っ込まれた。


パソコンは常時稼働している状態だから、
慣れてしまったのか、それほど音は気になっていない。
しかし来る人来る人に五月蝿いと言われてる気がする。


そう気になり始めると止まらなくなったので、
Dellの5150Cのファン問題について取り扱っている
ページを開くことにした。


まず、先に言うと、やはりDellの5150Cには
ファンの排熱にかなりの問題があるらしい。
だからファンががんばりすぎて騒音が発生する。


その問題は2つ。
1つ目は、構造上の欠陥。まずは写真を。

http://hwbb.gyao.ne.jp/ns-htf/fan/fan.htmlより画像転載。
5150Cの冷却構造はというと、
本体前面のファンでCPUを冷やし、後部のファンで電源を…。
と、これが問題。前と後ろに内部を冷やすためのファン、
つまり、PCを冷やした後の熱を逃す為の構造が、無い。
その熱気はちょうどHDDの辺りにこもってしまうようだ。


だから前面のファンを逆に取り付ければ、
後部のファンから流れるようにスムーズに、
前へと熱を逃すことが出来るようになるらしいが、
今度は排熱口となった前面ファンの付近にある、
CPUへの熱問題が…。どの形が正しいのかわからない。


とりあえず構造上の問題はほっとこう。
こればかりはすぐに解決できることじゃない。


で、2つ目の問題。
前面ファンの埃が、すごい。騒音の原因のほとんどはこれ。
このほこりを掃除したら騒音がきれいさっぱりなくなった、
と言う報告が多数ある。しかもこれ、掃除するためには、
ファンを外すところまでPCを分解する必要があるため、
すご〜く手間がかかる。だからちょいと中も掃除しとくか、
程度のPCの清掃では肝心な部分の汚れが取れない。
本体前面部に掃除機を当てるのもほぼ無意味。


で、これを実践した後、PCを起動してみた。
その起動している間に床掃除。ずいぶんと埃が落ちた。
掃除しながらふと、「なかなか起動しないな?」と思い、
PCを見上げると、そこには普通に起動が完了したPCがあった。
今までの騒音がなく、ほぼ無音の状態であったので、
PCが稼動していることにまったく気づけなかった。


ここまで効果があるとは…。
5150Cの騒音にお悩みの方は是非一度お試しあれ。


参考サイト。
Sahara's WebLog
http://sahara.crz.jp/sb/sb.cgi?cid=16
写真付で分解の手順、戻し方の注意が書いてあるのでお勧め。


気ままな写真散歩道・・・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/photowalkerxx/folder/1010890.html
こちらも写真付。分解時にわかりにくいところがあったら、
上記のサイトと併用して読んでみると良いかも。


DELL Dimension 5150C/9200Cの熱対策
http://hwbb.gyao.ne.jp/ns-htf/fan/fan.html
こちらはファンの増設についての解説&やり方。
ファンの構造上の問題の解決に挑む方はどうぞ。