カニエと僕と

今日はWikipediaの項目、
Kanye West production discography」
(http://en.wikipedia.org/wiki/Kanye_West_production_discography)
を見ながら、僕の聴いた事の無いカニエプロデュース曲を
片っ端から聴いていた。ヤバイ曲あるかもってね。


僕が初めてカニエのビートを聴いたのは、
2004年にリリースされたDJ MASAKIのミックスCD、
「BEST OF K DUB SHINE」を聴いた時だった。
このミックスCDはケーダブのアカペラと、
洋楽のインストをブレンドした楽曲を中心に収録したもの。
ここで使われたPuff Daddyの「The Saga Continues」、
M.O.P.「Ante up」、Big Joe「Bet Ya Man Can't」のインスト、
そしてドレーやネプチューンズのビートにやられてしまった。


その中でも一際、僕の耳を惹いたのは、Jay-Zの「Izzo」、
そしてSlum Villageの「Selfish」、カニエビーツだった。
Izzoはすぐに見つかった。なにせミックスの曲名に、
「完全勝利[b/w Shake Ya Tailfeather,IZZO(H.O.V.A.)]」
といった具合でちゃんと表記されていたからだ。
しかしSelfishを探すのには苦労した。
そのSelfishのインストを使っている楽曲のタイトルは、
トワイライトゾーン(Kanye West Beat Blend)」だった。
ヒントはカニエのビートである、たったそれだけ。


この後、僕はこのSelfishに辿り着くまで数年かかってる。
もうどうやって見つけたかは覚えてないけど、
見つけた日は本当に気でも違ったかのようにループ再生。


で、カニエがこんな風に神仕事をしてたりするから、
こりゃ聞き漏らしがあったら損だと思って一行目に戻る。