悪い意味でバカな人たち

It's You, You Baby It's You. 孤独を教えてくれたひと


僕の大好きな曲で、僕がよく口ずさんでいる、
サムライトループスの「You」という曲のワンフレーズだ。


この“孤独を教えてくれたひと”って言葉、
ようやく自分の解釈を見つけることが出来た。
孤独の辛さ寂しさって、最初から孤独の人にはわからない。
その人にとっては孤独であることが当たり前なんだから。
それから、誰かと一緒にいるということを覚えてしまい、
一緒にいてくれた人を失ったときに初めて、一人でいること、
孤独であることの本当の寂しさってやつを知るんだろう。
これが僕のぼんやり思ったこと。


ここから先は僕の周りで起きているお話。


こうして孤独を知り、孤独を恐れ情緒不安定になった少女は、
その孤独につけこまれ良いようにされ男から男へと渡り歩き、
それにも懲りずに甘い言葉に戸惑う振りをしつつも顔を赤らめ、
そして、もうその男には愛されて無いことを知ってしまった時、
貴方と離れたくないと駄々をこね、なんとか縋りつくもその直後、
自分が仔猫でなくなってしまったことに気付いた。
ずっと望んでいたことが、全く望んでないタイミングでやってきた。


誰も、広げた風呂敷を畳まずにこの部屋から出て行こうとする。


みんなバカだよ、バカばっかりだよ。
もっとゆっくり深呼吸すれば良いのに、
自分を追い詰めて、追い詰めて溺れてる。
手を差し伸べたって振り払おうとする。


正直、僕に出来ることなんて何も無い。
本人らの、どう足掻いても解決しない問題。
こんな結果になってしまうと誰も幸せになれないのに、
事故ならまだ悲劇に成り得たのに、本当にバカだよ。


自分の隣でこういうことが起きると落ちる。


で、これを書いてる途中でさらに落ちるメールが来た。
もういやー。俺に相談しないでくれー。


弾を込めたのは彼女、
安全装置を外し撃鉄を起こしたのは僕、
狙いを定めたのは彼女、そしてその引き金を引くのも。
どうか、その銃が暴発しないことだけを祈ろう。