その昔、深夜のテレビで放送していた映画、
舞台は第二次世界大戦で、
英国の子供が戦乱の最中、親とはぐれ敵軍の捕虜となり、
それでも一生懸命頑張って生きていくと言うお話。


これがもう一度見たくてたまらなかった。
最近になってようやくタイトルを知ったので、
TSUTAYAでDVDを借りてきた。「太陽の帝国」。
これって監督はスピルバーグだったんだね。
有名どころか大有名作品ってことじゃないか。
上映年月日を確認したら僕の生まれた年だったから、
知らないのも無理は無いのかな・・・。


戦争をテーマにした映画って評価分かれるよね。
ミリタリーヲタからは、「リアリティが云々、
戦争と言う状況下であんなことはありえない云々、
あの時代にあの銃は使用されていなかった云々」etc.
なんて否定されちゃってさ。
Life is Beautifulでそれは思い知ったよ。
「あんな収容所は存在しなかった」って言われても、ねぇ。


モノにはよるけど映画に100%のリアリティはなくて良い、
面白ければ、見てて楽しめればそれで良いって思考なんで、
戦争ヲタのこだわりなんて象にでも踏み潰されてしまえ。


では個人的な感想を。
まず洋画の冒頭に出てくる女子供ってムカつくよね。
警告を無視して自分勝手な行動を起こしたその結果、
大変なことになってしまった、っていうパターンがよくある。
本作の主人公・ジェイミーもその例に漏れない。
世間を知らない金持ちのボンボン坊やの行動にはイラッとするね。
父さんは某有名人と知り合いなんだ。ってお前はスネオか。


戦時中に、そんな目も当てられないわがまま坊やも、
親と離れ離れになり、1人で生きていかなければならない状況に。
それから成長していく様がもうね…、がんばれ!って応援したくなる。
正直こんなチープな感想しか書けないのは僕の力量のなさもあるけど、
この映画のストーリーのわかりやすさ故ってのもある。


普通に見てて普通に感動した!それでいいじゃないか!
奇跡?大いに結構。私はいつだってKanonを信仰している鍵っ子だ。


と、暴論で締めませう。映画は好きだけど感想書くのは苦手だ。