iPhoneのバックアップの話

昨日ジーニアスバーへ行きiPhone4Sを交換してもらったのですが、
今回はバックアップについて思ったことをつらつらと書きます。



iPhoneは故障すると本体をまるごと交換されるわけだから、
データを引き継ぐためにはバックアップが必要になってくる。
iPhoneのバックアップの方法は、「iCloud」「iTunes」の2つが基本だ。



このうちiCloudは、ネット上のストレージにバックアップする方法で、
iPhone4Sであれば3G回線で常にネットに接続できる状態であるため、
いつどこででもバックアップがとれるし、バックアップからの復旧も可能。
つまりiPhoneを新品交換した直後、その場ですぐに元のiPhone同様に戻せるのだ。
しかしiCloudには制限があり、アプリと音楽ファイルのバックアップはとれず、
さらに5GBという制限がある。写真や動画を撮り溜めてる人には少ないだろう。



そしてiTunesではアプリデータ、音楽データもフルでバックアップが取れる。
が、パソコン本体がないとバックアップしたデータをiPhone本体に戻せない。
つまり交換直後にその場でデータのバックアップを読み戻すことができないのだ。
バックアップをとったパソコンを持ち歩いてるなら話は別だけど。


今回僕はiTunesでのフルバックアップを選んだ。
アプリデータや音楽データはともかく、5GBという制限がきつい。
動画だけであっという間にオーバーしちまうぜ。



そして問題は、iPhone交換時に起きた。
僕はiPhoneのOSをアップデートせずにiOS5を使用していた。
これはアプリ「マップ」をGoogleマップのまま使いたかったからだ。
あちこち旅に出る僕にとってはなくてはならない機能だった。



しかし交換用に用意されているiPhoneは全てiOS6にアップデートされてるという。
この時点でiPhoneの交換を断りたかったが、スタッフはギャルのおねーさん。
泣く泣く交換する羽目になった。


そのせいかは知らないけれども、バックアップを戻すのが結構大変だった。
アプリの位置データが全く残っていなかったのだ。
おかげできちんとフォルダ分けし整理していたはずのアプリたちが、
ホーム画面にずらーっと、10画面分みっちりと広がった。
ちなみにまたフォルダ分けするのが面倒くさすぎてまだ着手していない。


バックアップって綺麗にそのままの状態を保持できると思ってたのだけども、
そうも行かないのね。しかも強制的にiOS6にされちゃうし…。
こうなったらグーグルマップを基盤にした地図アプリを探すしかないかー。