Last Regret

本日が2月最後のバイト出勤。
ここで働き始めてからもう2年が経とうとしているのか。
思えば元々は店舗運営の勉強がしたくて始めたバイトで、
最初の3ヶ月で辞めてしまうつもりだったのだけれども、
そうそう、そのとき丁度退職ラッシュで3人ほど辞めていて、
そろそろ潮時だし僕も便乗して辞めるかな、と思ったところで、
DAM君は…辞めないよね?」なんて貴女が上目遣いで言うからさ、
それ以来僕は奴隷のように、その一言の為に働き続けていたのさ。
だからと言って別に嫌々働いていたわけではありませんよ。
ただ、貴女に会えるのが嬉しかった。それだけで幸せだった。
どうかずっとこのままで、とささやかながらも叶わぬ願いを抱いたものです。
だっていずれは僕もここを辞めてしまう、在学中のみの話だから4年そこらで。
なんとか4年いっぱい働いたにしても、卒業して就職したらはいサヨナラだから、
そんなあっさりとなるがままに終わってしまうくらいなら、いっそ僕のこの手で、
けじめとでもいうのでしょうか、自分の判断で、自分の決定で進んで行きたい。
幸せな日々はそこで終わってしまうけども、2年弱も幸せだったのだから十分、
いつまでも僕だけがこの心地よさ浸っているわけにはいかないさ。
僕はここにきてやっと、幸せの探し方と在り処を見つけたんだから、
それを基に、今度は僕が誰かを幸せに出来るように頑張らないと。
うん、幸せの基準は人それぞれだから、これという決定的な幸せなんてものはない。
けれどもどんな幸せにしても、探し方はそんなに変わらないさ。
それを指し示していくことが出来るなら、そうして誰かの幸せを眺めていたい。


成人式後の飲み会で5年ぶりくらいに会った友達に相談したら、
「泣いた方が楽だよ」なんて言われちゃってさ、じゃあ泣いちゃおう、
なんて思ったけれど、別に楽になる必要もないかな、
この思い出だけを抱きしめて過ごす余生も悪くはない。
そもそもが奇跡に近かったんだろうね、まさか僕が、


こんなにも人を好きになるなんて、思ってもいなかった。


だって欲張りすぎじゃない。僕には既に愛している人がいるのだから。
いくらアプローチを仕掛けたってちっともこっちを振り向いてくれやしないし、
なつきはしないし、そっけないし、いつだってつれない態度だけれども、
それでも何故好きかって?さて、ねぇ。言葉ではとても言い表せないよ。
だって気まぐれに僕の鼻頭を翳めるんだから、勘違いしたって仕方ない。
愛してんだよHIPHOP MUSIC。いつだって僕は踊らされっぱなしさ。


二股はイケナイコトカイ?それともそもそもが、
同じ天秤の上に乗せること自体が間違っているのかい?
それでも後ろ暗さがどうしても消えないのは、僕の偽善?


そういえば、鼠君のレコーディングがキャンセルになったので、
明日一日丸々が暇になりました。何をしようかな、予定がないよ。