僕がiPadを欲しがる理由

今までiPadに興味が無かった。
何故かというと簡単な話、iPadでやりたいことが無かったからだ。



例えば音楽を作るにしても、既にMacBook Proを持ってるんだから必要ない。
そりゃ打ち込みの人はタブレットを外に持ち出して曲を作れるかもしれないけど、
僕みたいにサンプリングでやってる人は音声のデータが必要だ。
それこそサンプリングネタだったり、ワンショットネタ、ドラム単発、
SEなどなど・・・。そういうデータを突っ込んでたら64GBそこらじゃ無理がある。
事前に家で使うネタを厳選してiPadに入れておいて、外で組むというのなら良いけど、
そこまでしてビートが作りたいかというと・・・だったらMacBook Proを持ち出そう。


そして僕はiPhoneを持っている。
こんなことをいうと一部の人から怒られるかもしれないけど、
本当に極端な、極端な話をすると、iPadは大きなiPhoneのような物だ。
これはiPhoneを使っていた僕がiPadを触ってみて思ったことだ。
確かに画面が大きくなったことで様々な可能性が生み出せるのかもしれないけど、
でもiPadでできることの大体がiPhoneでできてしまうのは、購買意欲を刺激しない。



MacBookiPhoneの両方を持ってる人には、なんとも中途半端な存在なのだ。




しかし最近、そんな僕もiPadが欲しくなってきた。
というのも、仕事で新製品やセールのパンフレットをもらうのだけれども、
そのパンフレットというのがA4の紙一枚、またはA3の1つ折だったりするので、
整理するのが面倒くさい。整理してもそこから必要な情報を探すのも大変だ。
そもそもそんなに使うパンフレットでもないけど、万が一に備えて確保しときたい。



そう思っていたところに、丁度こんな記事が流れてきた。


ネットで見つけたアナログ⇒デジタル民がハンパない。。
http://matome.naver.jp/odai/2135953523841139801


言ってしまえば自炊で、単に書類をスキャンしてデータ化するだけの話。
僕が今回興味をもったのも、この手軽さ。
例えばこのNAVERまとめに掲載されているScanSnapという富士通の製品。


FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500

FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500

http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/ix500/


これ、近年のデジタルなライフスタイルに特化していて、
wi-fiに対応しておりスキャンした書類をすぐにタブレットに送信できるのだ。
これは良い。仕事でもらった新製品の書類をもらった月ごとにまとめて、
索引をつければ見たいときにいつでも呼び出せるようになる。すばらしい!



そういうわけでiPadが欲しい。
iPadなら仕事先でもどこでも気軽に持ち出せるし、
誰かからあの製品の資料が見たいと言われればすぐにほら、ご覧なさいと。



んでもって、一人暮らしを始めてからはKindleとか電子書籍に興味が出てきてね。
最近アニメ見てるせいでまたジョジョが読みたくなったんだけども、
そのために狭い部屋に単行本100冊をずらーっと並べるのは抵抗があった。
紙の単行本が420円なのに対してデータが350円、さらに古本屋には売れないという
馬鹿らしく思える点はあるけども、どこでも読める、かさばらないメリットもある。



そして価格も、変わりつつあるのかもしれない。
例えばドラマ化もした「孤独のグルメ」。


孤独のグルメ 【新装版】

孤独のグルメ 【新装版】


単行本の定価は1200円なんだけど、Kindleだと半額の600円。
データが書籍の半額というのはがんばってると思うし、
何よりKindleで買えば今すぐに読めるというメリットまである。
すぐに読みたい!と思う本でも通販で買い到着を待っている間に、
その熱が若干冷めてしまうことがよくある。


そういう面をふまえると電子書籍もありなのかなーと思う訳です。



仕事の書類整理、そして書籍や新聞の購読。
そのために僕はiPadが欲しい!!



でもやっぱりiPadって高いよね…。
即購入に至らない一番の理由は、容量の問題。
仕事のデータはたかが知れてるかもしれないけど、書籍はどうか。
容量は大きいにこしたことはないから64GBが欲しいけど高い。
外部ストレージが使えるのであればもう16GBで構わないんだけどなあ。



せめてiPadmicroSDスロットを搭載して欲しいですAppleさん…。
iMacMacBook ProにはSDXCカードスロットがついてるのになあ。
そんなにAppleiPadiPhoneでメディアからの解放にこだわっているのか。
いくらオンラインストレージが発達して普及しているとしても、
1つくらいメディアには対応して欲しいものです。