ヒップホップ

ヒップホップってなんだ?
そんなもん考えるだけ無駄無駄。
ブレイキン?ラップ?グラフィティ?DJ?
どれかひとつでも取り入れたらヒップホップ?
そんなわけない。どれも表現方法の1つに過ぎない。


じゃあ何を以ってヒップホップというのか。
俺はソウルだと思ってる。
魂を燃やしたその燃えカスや、魂の削りカス、
こいつらを固めて生まれた作品こそがヒップホップだ。
ヒップホップとは血であり肉であり同時に魂でもある。
こういう言い方は抽象的すぎるかもしれない。
つまり自分の身を削り削ぎ、愛を注ぎ込めってこと。
プレイヤーリスナー関係なく全員に共通して言えることは、
自分の生活を削り落としてでもCDやレコードを買え。
ラッパーはリリックに自分の人生を落とし込め、
もっと全力でヒップホップを口説け。
お前はちょっと触れただけでモノにしたつもりになってるが、
そいつはヒップホップの中でもただのビッチだ。
誰とでも寝る、誰にだってケツ振るビッチを落として
いい気になるんじゃない。こいつはもっと奥深い。
かなり無理してでも最高の女を手に入れる努力をしろ。
時には大ネタ使っても良い、レアグルーヴで誘うのも良し、
自分に力がなくても、そういう努力を惜しむなってことだ。
街角でナンパして偶然手に入れたワンナイトラブでいいなら、
最初からこっち側には来るな。お前には一生理解できない。


ヒップホップ、それは魂と愛だ。
その前提があってこそ毎日磨くスニーカーとスキルだ。